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女性が効率よく雪かきする方法!女性も簡単に使えるおすすめ除雪道具の紹介


雪かきシーズンになると家族総出で除雪作業をしないといけません。雪が多く降る地域だと頻繁に雪かきをしないと家から出られないこともあるそうです。


会社勤めのご主人に代わって奥さんやおじいちゃん・おばあちゃんが日中の雪かき作業をしなければいけません。


日中の除雪作業で活躍するのはやはり家を守る女性になります。家庭を守る主婦が中心になって雪かき作業をします。


一昔前の雪国では同居世帯が多かったのでおじいちゃんが除雪作業の中心になることが多かったですが最近では同居世帯も減り女性が雪かきする機会が増えました。


女性が雪かきをする機会が増えた現状を反映してか最近のホームセンターでは女性でも簡単で楽に雪かきが出来る除雪道具や除雪機が多く販売されるようになりました。


この記事では女性が効率よく雪かきする方法の解説や女性が簡単に使える除雪道具や雪かき道具の紹介などをしていきます。





    知っておくべき積雪データ


    生活に支障が出る積雪量はどのくらい?

    通勤や通学・買い物など普段の生活で支障が出る積雪量はどのくらいなのでしょうか?青森県・北海道・山形県など豪雪地帯に住んでいる人とと東京・群馬・埼玉など雪が少ない地域に住んでいる人では大きな差があるようです。


    生活に支障が出ると思う積雪量
    • 豪雪地帯に住んでいる人は25cm
    • 雪が少ない地域に住んでいる人は6cm

    全然認識が違いますね。2018年1月22日に東京都心で積雪が20cmに迫るという大雪となりました。雪が少ない地域の首都圏は交通の乱れが相次ぎました。


    生活に支障が出る積雪量の認識の差


    首都圏の大雪のニュースを見た豪雪地帯の人々はSNSで「東京雪に弱いwww」「これって普通じゃない?」という意見が拡散されていました。


    雪国の人には当たり前の雪でもそうでない人にとっては災害レベルになります。もしこの記事を読んでいる方で転勤や引っ越しなどで雪が降らない地域から雪国に移られるならばぜひ参考にして頂ければと思います。



    都道府県別年間降雪量

    0p〜5p(雪かき・除雪作業の必要なし)

    福岡県・山口県・長崎県・徳島県・鹿児島県・香川県・岡山県・大阪府・熊本県・大分県・愛媛県・和歌山県・兵庫県・高知県・千葉県・沖縄県・静岡県・宮崎県

    6cm〜10cm(時には雪かきが必要)

    奈良県・三重県・佐賀県

    11p〜19p(ときどき雪かきが必要)

    京都府・愛知県・茨城県・神奈川県・広島県・東京都

    20p〜30p(雪かきが必要)

    山梨県・栃木県・群馬県・埼玉県

    50p〜1m(ガッツリ雪かきが必要)

    島根県・宮城県・岐阜県

    1m〜2m(除雪機が必要)

    福井県・石川県・岩手県・長野県・新潟県・鳥取県・福島県・滋賀県

    3m〜4m(豪雪地帯)

    山形県・富山県・秋田県

    5m以上(豪雪地帯)

    青森県・北海道


    雪かきや除雪作業は北陸地方というイメージですがこうしてみると関西圏でも生活に支障が出ると認識する6pを超える降雪量がありますね。山梨県や群馬県くらいで豪雪地帯に住んでいる人が生活に支障が出ると認識する25pを超えています。


    雪かきと無縁な都道府県は半分以下の1府17県になります。雪かきがどれほど身近なものか分かりますね。


    1立方メートルの雪の重さはどのくらい?
    • 新雪(降ったばかりの雪):50kg〜150kg
    • 小しまり雪(降り積もってしまったやや固い雪):150kg〜250kg
    • しまり雪(雪の重みや踏み固められた固くしまった雪):250kg〜500kg
    • ザラメ雪(氷粒のようにざらざらした雪):300kg〜500kg

    1立方メートルの雪の重さの図解


    こうやって数字や画像で見ると雪は相当重いです。雪かきが重労働だと言われるのが納得できます。玄関先や駐車スペースの雪かきだけでも1立方メートルくらいは雪かきしますよね。


    雪かきシーズンになれば毎日雪かきすることになります。いかに効率よく楽に雪かきするかが重要になります。以上の雪に関する知識やデータを踏まえた上でここからは具体的に女性が効率よく雪かき・除雪作業する方法を解説します。



    女性が雪かき作業をする上で知っておきべき事


    この記事で対象となる積雪量目安

    • 山梨県・栃木県・群馬県・埼玉県など降雪量(積雪量)が20p〜30p(雪かきが必要)

    上記降雪量の地域に住んでいる女性が対象になります。※県内でも山岳地域と市内(政令指定都市など)では積雪量は異なります。


    除雪作業・雪かきは本来男性が行う重労働であることを頭に入れておきましょう。それを踏まえた上で女性が雪かきや除雪作業をする際に気を付けるべきことは無理をしないことです。


    男性に比べて女性は筋力や体力がありません。しかし積もった雪をスコップで取り除いたり運んだりする労力は変わりません。無理をして腰を痛めたり筋肉痛で動けなくならないように効率よく雪かきをしなければいけません。


    まずは下記の4ルールを守って雪かき・除雪作業することをおすすめします。

    1. 作業時間は30分〜1時間以内にする
    2. 作業する範囲は最低限にする
    3. 鉄製スコップなど男性と同じ道具は使わない
    4. 融雪剤や凍結防止剤など薬品を使う


    作業時間は30分〜1時間以内にする


    雪かき・除雪作業の目安時間


    女性・特に主婦の方は家事や育児が大変です。雪かきに時間も体力も使う訳にはいきません。雪国では朝方6時頃から雪かきします。理由は地域によって異なりますが午前3時〜4時頃に市町村の公的サービスである除雪チームが地域の道路の除雪作業をするからです。


    除雪チームの除雪作業が終わった後に玄関先や駐車場・自転車置き場など公的サービスで除雪されない範囲を30分〜1時間程度で雪かきすればいいんです。出勤前にご主人がザッと雪かきして会社に行くご家庭もあります。


    中学・高校生くらいの息子さんがいる家庭なら出勤・通学前に家の前や周りを雪かきすることも珍しくありません。朝はご主人や息子など男性陣に雪かきを任せて午後の雪かきを30分〜1時間程度を2回くらいに分けて雪かきすることをおすすめします。



    作業する範囲は最低限にする


    雪かき・除雪する最低限の作業範囲を決める


    家族が居たり一軒家ならば雪かき作業の時間や雪かきの範囲を自分で決めれますし朝方に家族総出でササっと短時間で雪かき出来ます。


    しかし独身女性だったりアパートやマンションなど集合住宅に住んでいる場合はそうはいきません。特に厄介なのは集合住宅に住んでいる女性で独身の場合です。


    集合住宅は共用部分が多く誰が雪かきするのかでトラブルになるケースが多いのです。特に階段や駐車場・駐輪所などの雪かきでトラブルになることがあります。


    この場合はアパートやマンションの管理組合や大家さんに雪かき・除雪作業は業者がやってくれるのか?その費用は共益費に入っているのか?雪かき・除雪作業のマナーなどについて詳しく聞くことが大事です。


    これを踏まえた上で自分が生活する上で雪かきしなければいけない範囲を決めてその部分だけ雪かきするようにしましょう。例えば駐車している車の周りに雪が積もっていて車が出せない時は車が出せる程度雪かきするだけで十分です。


    共働きの家庭も同じです。集合住宅であろうと一軒家であろうと雪かきする範囲を決めて効率よく作業することが大事です。体力に余裕があれば好意で少し広めの範囲を雪かきするのもいいと思いますが無理はせずあくまで自分が決めた範囲を雪かきしてください。


    • 車が出せないなら車が出せる程度の雪かきをする
    • 自転車やバイクが出せないなら出せる程度の雪かきをする
    • 玄関が開かないくらい積もっているなら玄関先だけ雪かきをする

    作業範囲を決めることで時間も労力もどのくらい雪かき作業をすればいいかゴールが見えるので精神的にも楽になりますし女性でも雪かきが楽になります。



    女性は鉄製の重いスコップなど男性と同じ道具は使わない


    鉄製の重いスコップなど男性と同じ道具を使ってはダメ


    積もったばかりの新雪でも1立方メートルの雪の重さは50kg〜150kgあります。女性・特に主婦の方は家事や育児があります。雪かきで不慣れな道具を使って腰を痛めたり筋肉痛になったり疲弊するわけにはいきません。


    疲弊せず女性が楽に雪かきをするには道具選びが重要です。同じスコップを使うにしても家にあるからと言って頑丈で重い鉄製のスコップを使ってはいけません。


    比較的軽いと言われるステンレス製のスコップでも女性には不向きです。軽量で女性でも使いやすい雪かき・除雪道具がホームセンターやAmazonで購入できます。


    そういった小さな力(女性の力)でも雪かき作業が出来る道具を積極的に使うことで腰痛や筋肉痛になることなく楽に雪かき・除雪作業ができます。


    しかも最近の「女性でも楽に使える」と謳っている道具は軽いだけでなく小さな力で多くの雪を除雪できる優れモノが販売されています。


    男性と同じ道具を使うのではなく女性に合った雪かき・除雪道具を使うことが女性でも楽に効率よく雪かきするコツです。


    女性でも楽で簡単に使える雪かき道具ベスト3

    キャスター付き ママダンプ 雪押し君

    工具不要で組み立て簡単♪女性やお年寄りでも楽に除雪作業ができます。腰への負担が少ないキャスター式です。


    車輪付きスノープッシャー

    車輪付きで楽々雪かき!一家に一本!万が一の時の備えは必要です。


    スノーダンプ押SNOWさん横綱 VS-GS02

    押して進むだけの簡単雪かきスコップ!除雪・雪かきだけでなくガーデニングにも使えます



    融雪剤や凍結防止剤など薬品を使う


    せっかく雪かきしたのにまた雪が積もったり凍結して滑って危なかったりします。積雪の季節はこれで雪かき・除雪に嫌気がさす人も多いです。毎日の家事や育児が大変な主婦なら尚更です。そういうときは道具だけではなく薬品を使うことをおすすめします。


    カチンカチンに凍った硬い雪の上に更に雪が積もるのですから上澄みの雪を除雪しても下の凍結した雪が残ります。これを何度も繰り返して凍結した氷のような雪は女性の力では除雪できません。


    男性でも凍結した雪や踏み固められた雪を割るのは相当な重労働です。雪国では凍結した路面や玄関先で転倒して骨折などの大けがが後を絶ちません。重労働だけではなく危険度も上がります。


    朝玄関先を雪かきして残った雪や横によけた雪が夜に凍結すれば翌日の朝の雪かきは女性では到底太刀打ちできません。薬品という除雪アイテムを上手に使って雪かきを楽にしましょう。


    雪専用の薬品を使うことで凍結を防いだり雪を溶かしたりします。融雪剤は雪を溶かし凍結防止剤は凍結を防いでくれます。雪かきは道具だけでなく薬品を積極的に上手く使うことで劇的に楽になります。


    凍結防止剤を撒いておけば残った雪や水分が翌日凍りませんし融雪剤を撒いておけば硬く締まった雪もサクサク除雪できます。これなら女性でも楽に効率よく雪かき作業ができます。



    融雪剤(塩化カルシウム)で雪が溶ける様子

    nakaryoさんのyoutube動画から引用



    融雪剤の威力を見た!

    なつおのメインチャンネルさんのyoutube動画から引用




    【讃岐化成】凍結防止剤ロードクリーン(塩化カルシウム)融雪剤10kg

    雪や氷の上に直接散布するだけで素早く溶かす即効性の融雪剤です。雪や氷のスリップ防止




    広範囲で大量の雪を楽に除雪したい場合は


    この記事で対象となる積雪量目安

    • 福井県・石川県・岩手県・長野県・新潟県・鳥取県・福島県・滋賀県など降雪量(積雪量)が1m〜2m(除雪機が必要)
    • 山形県・富山県・秋田県など降雪量(積雪量)が3m〜4m(豪雪地帯)
    • 青森県・北海道など降雪量(積雪量)が5m以上(豪雪地帯)

    上記降雪量の地域に住んでいる女性が対象になります。※県内でも山岳地域と市内(政令指定都市など)では積雪量は異なります。


    道路脇に融雪槽が設置・道路や駐車場などにロードヒーターが設置・行政サービスで除雪作業を行ったりするような雪対策が充実している豪雪地帯でも25p以上雪が積もると生活に支障が出て来ます。


    このような地域に住んでいる場合はこれまで書いた女性のための雪かき道具やルールは通用しません。雪かきと言うよりは除雪作業です。


    降雪量(積雪量)が多く広範囲を除雪しないといけないことが多いので除雪する量も回数も多くなります。手作業では到底追いつきません。


    除雪道具も女性には不慣れな機械になります。電動除雪機やエンジン除雪機など機械を使った除雪作業が多くなります。


    しかし最近では機械操作が苦手な女性でも動かせるようにシンプルな操作方法の家庭用除雪機がホンダやヤマハなどから出ています。手軽なものならホームセンターで購入できます。


    家庭で使う場合でも本格的なエンジン式除雪機が必要な場合はJAやバイク店などから購入できます。兼業農家や敷地が広い家にお住いの場合はエンジン式の除雪機をおすすめします。


    ホンダやヤマハなど国内メーカーの家庭でも使える小型除雪機は15万円〜20万円ほどします。新車の原付バイクくらいの値段です。


    安く買いたい場合はハイガー産業の除雪機をおすすめします。中国で生産されている除雪機ですが販売元は群馬県の会社です。主にインターネット通販で販売しています。取り扱い店や修理サービス店も全国展開中です。



    雪かきの服装と防寒対策


    スコップやママダンプなど手作業で雪かきする場合の服装


    雪かき・除雪はだいたい早朝の一番気温の下がる時間帯に作業します。雪が積もるくらいですから気温は低く外気は冷たいです。昼間でもマイナスの真冬日の日が続くこともありますので防寒対策は必須です。


    防寒対策バッチリの重装備が必要だと思われがちです。しかし雪かきは重労働だと冒頭にお話ししました。手作業による雪かきは思ったより汗をかきます。作業を止めるとかいた汗はすぐに外気で冷たくなり体温を奪います。


    では防寒対策をしながらかいた汗で体温を奪われないようにするにはどういう服装がいいのでしょうか?


    上半身
    • スキーウェアなど完全防備の防寒対策もNG。汗で中から濡れてしまいます。
    • 速乾性・吸収性に優れたインナーとトレーナーまたはパーカーそしてウィンドブレーカーかレインジャケット(雨合羽)の3重の重ね着が基本です。

    気候や気温が変わる場合もあるので予備としてダウンジャケットなど完全防備できる上着を1枚用意しておいた方がいいでしょう。


    雪かき作業時の上半身の服装と防寒対策


    下半身
    • 防水効果の無い作業着やジーパンなど普段着に近いズボンはNG
    • スキーウェアのズボンなど完全防寒のズボンはNG。汗で中から濡れてしまいます。
    • 速乾性・吸収性に優れたインナーに防水性の風を通さないズボン(レインジャケットのズボンがベスト)

    雪かき作業時の下半身の服装と防寒対策


    その他の手足や首回りなど露出部分
    • 帽子はニット製を選びましょう。天候の変化にも対応できる顔まで覆えるスキー用のニット帽がベストです。
    • 首回りはマフラーを巻きましょう。
    • 手は軍手をしてその上から防水のためナイロン製の手袋をします。
    • 足元から冷えるため靴下は厚手のものを履きましょう。
    • 水濡れしないひざ下くらいまでの長靴(釣りやキャンプに使う物でもOK)で靴底の溝が深く滑りにくいものを選びましょう。
    • 胴付長靴・胴長靴でもOKです。
    • 凍結部分や斜面が多く滑りやすい場合は簡単に靴底に装着できるスパイクを装着することをおすすめします。(特に屋根の雪かきは危険です)
    • 日焼け止め対策(日光が雪に反射して雪焼けしますので顔や首筋など肌の露出部分には日焼け止めクリームを塗りましょう)

    女性は特に髪の毛が汗で濡れると髪の毛が凍ることもあります。髪を痛めないように髪の毛を保護する意味でも帽子は頭がすっぽり入るくらいの深めの帽子を選びましょう。


    晴れや曇りの日に雪かきや除雪作業をすると日光が雪に反射して雪焼けしますので日焼け止め対策をしましょう。あと雪かき中は鼻水が出やすいのでティッシュをお忘れなく。


    かわいくオシャレに雪かきしたい!アウターやボトムスだけじゃなくニット帽やネックウォーマーなど小物もアレンジしてかわいくコーデ!


    雪かき作業時の手・頭・首回りの防寒対策



    家庭用の除雪機など機械を使う場合の服装

    雪かき・除雪作業の服装は基本的に手作業の雪かきの時の服装と同じです。インナーは防寒・吸収性を重視してアウターは防水・防風を重視しましょう。


    降雪量(積雪量)も多く家庭用の除雪機など機械を使うような除雪を行う場合は手作業の雪かきと比べて汗をかくことも少ないので防寒を重視した服装にしましょう。


    インナーは防寒と吸収性が高いものを選びましょう。速乾性はそれほど重要視しなくてOKです。


    アウターは風を通さないことが基本です。完全防寒に近い服装で作業を行ってください。重要なのは足元の防寒と顔や手・首など露出部分の防寒対策です。


    常に雪に振れているまたは雪の中にある足元はすごく冷えます。冷えは足元から全身に広がりますので足元の防寒はとても大事です。


    顔や首の防寒も大切です。首は大きな血管が通っているため血液が冷えると体の中から体温が奪われます。顔全体から首筋まで覆うスキー用などのニット帽にマフラーをするくらいがベストです。熱くなれば調節できます。


    手が冷たくなってかじかんだりすれば機械の操作を誤って事故を起こす危険性もあるので手先が冷えないようにしましょう。



    雪かきでダイエット?


    朝早く起きて運動をして汗をかく・・・これってすごく規則正しい生活だと思いませんか?何かに似ていますね。そう意識高い系港区女子の朝です。


    オシャレなジムトレーニングをが雪かきに置き換えれば正に同じですね。違いは雪かきはやらないと生活に支障が出るということです。プロセスだけ見るとダイエット効果があって当然ですがその効果を感じない人もいます。


    なぜか?理由は簡単で雪国ならではの食文化と人体の反応があるからです。まず食文化を見ると雪国地方の食文化は基本的に味付けが濃く高タンパク高カロリーです。保存食文化の影響もあり塩分濃度が高いのです。


    高血圧・高血糖値の人が全国の平均値よりも高いのが雪国の県に多いというデータがあります。このデータから短命県と言われ続けた長野県が県をあげて減塩対策を行い長寿に近い県になりました。


    また寒冷地方では人体が自分の体を守るために脂肪をため込もうとするのです。最近は暖房・防寒技術の発達やインフラ整備(電気・ガスなど)も十分なので家や職場では薄着で過ごせるようになり人体が危険を感じることは少なくなりました。


    しかし食文化や味覚は中々変わりません。ここを改善すれば雪かきをする環境下に住んでいれば雪かきのダイエット効果は確実にあるはずです。しかも心肺機能や筋力が上がりすごく健康な体になるはずです。


    雪かきは体全体を使う作業なので雪かきで使う筋肉は大きな筋肉が多いのです。では雪かきで主に使う筋肉を見ていきましょう。


    雪かき・除雪作業で鍛えられる筋肉


    雪かき・除雪作業で鍛えられる筋肉


    肩・腕の筋肉
    • 三角筋(肩まわりの筋肉)
    • 上腕二頭筋(腕まわりの筋肉)
    • 上腕三頭筋(腕まわりの筋肉)
    • 腕橈骨骨筋(わんとうこつきん)(腕まわりの筋肉)

    腹筋全般
    • 腹直筋(お腹まわりの筋肉)
    • 腹斜筋(お腹まわりの筋肉)
    • 腹横筋(腹斜筋の中の筋肉)

    背中の筋肉
  1. 脊柱起立筋群(首筋から腰にかけての筋肉・背筋)
  2. 広背筋(背中まわりの筋肉)
  3. 僧帽筋(肩・首筋の背中側の筋肉)

  4. 下半身の筋肉
    • 大殿筋(お尻の筋肉)
    • 大腿四頭筋(太もも前の筋肉)
    • ハムストリングス(太もも裏全般の筋肉)
    • 下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)

    体幹
    • インナーマッスル全般

    ハムストリング(太もも裏)は雪かきの時に腰を痛めないために踏ん張る力やクッションの役目をします。さらにハムストリングは筋肉の中でもスポーツやダイエットで大切な箇所です。雪かきや除雪作業でここを鍛えれば腰痛防止とダイエットの一石二鳥です。


    ダイエット効果を見込んで急に雪かき作業を頑張ると翌日筋肉痛で動けなくなることもありますしギックリ腰になる危険もあるので1日の終わりには暖かいお風呂に入浴剤を入れて体を温めてマッサージで筋肉をよくほぐしてください。


    雪かきを科学的に数値も入れて紹介しているページがあります。興味のある方や雪かきのダイエット効果に疑問を持っている方はぜひ参考にしてください。


    雪かきの体力科学 外部リンク



    中途半端に雪が降る地域の場合


    毎年雪が降るわけじゃないけど何年かに一度は大雪で雪かき作業しないといけないような場合は雪かき道具を買うのではなく園芸用・ガーデニング用のスコップやチリトリを使って最低限の範囲を時間をかけて雪かきしましょう。


    毎年雪かき・除雪作業する地域と違って大雪が連日続くことは稀なので最低限の範囲を雪かきすれば翌日には雪が溶けて無くなっていることが多いです。


    雪かきする量も少ないので無理せずゆっくり時間をかけて雪かきするのが一番体に負担がかからなくていい方法です。