氷のように硬く圧雪された雪を簡単に除雪するコツと便利道具の紹介
雪国の方は「圧雪」や「凍結」「路面凍結」という言葉は聞きなれていると思います。
でも転勤や結婚などで雪国に引っ越しして雪かきや除雪が初めての方のために圧雪、路面凍結した氷の除去方法やコツ、便利な道具などを画像や動画を使って解説します。
圧雪と路面凍結の違いと危険性について
「圧雪」と「凍結」「路面凍結」の違いは、雪が氷になる過程が違うだけで、氷の状態は同じです。
踏み固められてできる氷も気温が下がってできる凍結もアイスバーンと呼ばれます。
踏み固められた圧雪
「圧雪」とはアイスバーンとも言われ、降り積もった雪が車や通学、通勤などで踏み固められた状態のこと。主に道路、歩道などに見られます。
歩き方に注意しないと通勤や通学路、駅のホームなどで滑って転倒事故になることが多く、とても危険です。
大型機械が入れないため殆どて作業で圧雪を除去しています。市の職員さんや鉄道職員さんにとっても大変な作業です。
路面凍結した道路
「凍結」「路面凍結」は、降り積もった雪が雨や気温上昇などで溶けて水分を含んだシャーベット状態の時に急激に気温が下がり凍り付くこと。
主に雨が降って道路が凍結することが多く、とても危険です。東京、千葉、埼玉など降雪に慣れていない地域はスリップや転倒事故が多く危険です。
硬く踏み固められた圧雪、凍結した氷を除去する一般的な方法とコツ
圧雪も路面凍結した氷も除雪方法は基本的に同じです。使う道具はツルハシと鉄製の角スコップです。
プラスチックやアルミ製のスコップは耐久性が低いので不向きです。圧雪や路面凍結した氷を取り除くコツは「引き剥がす」ことです。無理に割ったり砕こうとしないことが大事です。
氷を引き剥がすコツは「断面を出してスコップを入れ込む」ことです。
道路と氷に段差や境が無くなだらかな状態では滑ってスコップが氷と道路の間に入らず上手く剥がすことができません。下準備としてツルハシでスコップを入れる箇所に断面を露出させます。
そして氷を剥がす範囲(50p〜1m四方くらい)を予めツルハシで傷をつけておきます。そうするとスコップが曲がったり柄が折れたりすることが少なくなります。
剥がした氷は一輪車やソリなどで指定の場所に運んだり、スコップなどで脇に寄せたり砕いて側溝に流すなどします。
この方法は豪雪地帯だと大変な重労働ですし、気温や天候を選ばなければなりません。真冬の時期はキリがありません。
1月、2月でも晴れて日差しがあって少し気温が高い日じゃないと中々思ったように氷が剥がれないこともあります。
それに慣れないと力仕事で体力も結構使います。女性やお年寄りには不向きですね。特に雪かきや除雪作業に慣れていない東京など大都会だと大変な作業です。
でも、この方法とコツを知っておくだけで数年に一度といわれるような寒波が来て玄関先や道路が凍結してもスコップやツルハシならどのご家庭にもありますし、マンション、賃貸暮らしで持っていなかったとしてもホームセンターなどですぐに手に入る道具で除去作業できます。
圧雪、凍結した雪を除雪する動画の紹介
飴野天機NightFallfantasyさんのyoutube動画から引用 青森の情報が山盛りです!ブログはこちらhttp://amenotenki.aomori.jp/nff/
圧雪、凍結した雪を簡単に除雪する便利グッズ
驚異の氷割り機「アイスピッケル」冬の北海道や豪雪地帯の方にバカ売れのヒット商品!
土屋直敏さんのyoutube動画から引用 ご購入希望の方はこちらhttp://www.worth-trading.co.jp/
雪かきや除雪も大変ですが、もっと厄介なのが踏み固まった圧雪や路面凍結でできた分厚い氷の除去作業です。そこで今年の冬は面倒な道路や玄関先、駐車場などの氷割が楽になるアイテムを紹介します。
このアイスピッケルを使えば驚くほど簡単に氷が割れる優れモノ!使い方も簡単で女性でも使いこなせます。スコップやツルハシを使うと道路や玄関の石畳、駐車場のアスファルトを傷つけたりすることがあります。
しかし、丸く先の尖ったアイスピッケルを使えば氷と道路の間に上手くすべり込んで氷だけを割るので地面を傷つけません。毎年、圧雪や路面凍結に悩まされている方にぜひおすすめする道具です。
除雪作業用品 氷割・貫太郎(WT-1351)
ショベルでは歯が立たない分厚い氷もひと突き!頑固な氷層も、頑丈なヘッドを使えば、割れる・砕ける・削れる!!