ホンダユキオスsb800の大きさや除雪量を図解で解説!操作方法動画や点検方法も
取り扱いマニュアルに書かれている内容がよくわからない!読むのが面倒!
という方にホンダユキオスsb800が最も活躍する除雪場所は?どれだけの雪を除雪できるの?など初心者にはわからないことだらけです。
このページではマニュアルに書かれていることをもっと分かりやすく解説いたします。
ホンダユキオスsb800のカンタン図解説明
マニュアルには全長1.4m、高さ1m、幅82cmって書いてあるけど、実際の大きさってどのくらいなの?
数字で書かれても中々大きさって想像しにくいですよね。61kgもあってキャタピラがついたエンジン式の除雪機って聞くとすごい大きな機械をイメージしちゃいます。
ユキオスsb800を買ったはいいけど、置き場所も心配だし、操作性も小回りが利くのかどうかも分からないと不安になります。ということで大まかな比較図を作ってみました。
長さは大体、大人用自転車の24〜26インチサイズよりも少し小さいくらいで、高さはほぼ同じ。幅は自転車2台分あれば十分です。
ユキオスsb800の大きさ比較図
「1時間の除雪面積250u」「ガソリン満タン時連続作業3時間」って書いていますが、どのくらいの広さを除雪できるの?
1時間の作業で250uと言われても、どのくらいの広さを除雪できるのかイメージ出来ませんよね。「東京ドーム何個分」というと何となく想像が出来ますし、具体的に想像できなくても「広い」という事はわかります。
ということで、250uってどのくらいの広さなのか軽自動車を使って図解したいと思います。ざっくりと1時間の作業でこのくらいの広さを除雪できるんだと感じてもらえると思います。3時間フルで作業すれば3倍の広さを除雪できます。
1時間あたりの除雪面積250uのイメージ図
左の図は車の長さ3.4、幅1.48を単純に16で割ったものです。計算上では長さ4.7台分、幅10.8台分入ることになり、50.76台分が入るスペースを1時間の作業で除雪できることになりますが、これだと細かすぎてイメージできないので、ざっくりとした図にしました。
右の図は公式ページに書いてある約16台分のパーキングスペースを図にしてみました。これだと現実的なイメージが出来ると思います。80pのブレード幅で除雪するので、単純計算でも16メートルを縦または横に20往復することになります。スゴイ除雪能力です。
40坪くらいの一軒家の広さなら1時間程度の除雪作業で十分です!
基本情報
ホンダユキオスsb800取扱説明書から抜粋 以下の情報は重要な部分だけを抜粋しています。
- 除雪幅:80cm
- 除雪高:33cm
- 駆動方式:エンジン式
- 走行:自走式
- 出力:1.8馬力
- 始動方法:リコイルスタータ式
- オイル容量:0.30L(SAE 5W-30)
- 燃料タンク容量:1.0L
- 使用燃料:自動車用無鉛ガソリン
- 点火プラグ:C4HSB (NGK) U14FS-UB (DENSO)
- 全長:1.4m ( 傾斜0°)、1.5m ( 傾斜 30°)
- 全幅:82cm ( 傾斜0°)、82cm ( 傾斜 30°)
- 全高:1m
- 機体重量:61kg
- ブレード角度:左30°・0°・右30
ホンダユキオスsb800操作方法動画
エンジン始動前の点検
- エンジンの周りや除雪機の下側にガソリン漏れ、オイル漏れがないか
- エンジンオイルの点検はオイルゲージの上限までオイルがあるか(少ない場合は補給してください)
- エンジンオイルの汚れがひどい場合は交換してください
- ブレード、スクレーパーに亀裂や損傷がないか
- クローラーに亀裂や損傷、摩耗がないか
- 各ケーブルやボルトが緩んでないか(ゆるみやガタがないか)
- 各スイッチ、レバーが正常に動作するか
作業前・除雪時期初め、終わりの点検
点検項目 | 作業前点検 | 除雪時期初め | 除雪時期終わり |
---|---|---|---|
エンジンオイル | 点検・補給 | 交換 | - |
点火プラグ | - | 点検・調整 | - |
走行ベルト | - | 点検 | - |
クローラー | - | 点検・調整 | - |
スクレーパー | 点検 | 必要なら交換 | - |
チェンジケーブル | - | 点検・調整 | - |
スロットルケーブル | - | 点検・調整 | - |
ブレーキケーブル | - | 点検・調整 | - |
各部締め付け部 | 点検 | - | - |
各種スイッチの作動 | 点検 | - | - |
スロットルレバー | - | 点検 | - |
燃料タンク | - | - | 燃料を抜く |
キャブレター | - | - | 燃料を抜く |
- エンジンオイルの交換時期は機種によって異なりますが、100時間毎がオイル交換目安です。
- 走行ベルトやスクレーパーは消耗品です。調整、交換は専門知識のあるサービス店で行ってください。
- 格納時は錆防止のため、注油、カバーなどをしてください。
除雪時期が終わり、長期使用しない場合は必ず燃料タンク、キャブレターからガソリンを抜いてください。ガソリンを抜かず放置していると、燃料が劣化します。その劣化したガソリンがエンジン始動の時に燃料タンクからガスパイプを通ってキャブレターに入り、エンジン内に噴射されるとエンジンが掛からないことがあります。エンジンの寿命を短くする原因にもなります。